田倉寛史の競馬能書きを訊け!~二代目佐々木の予想

南関東競馬(大井、川崎、浦和)で47年間、常にトップに君臨してきた伝説の予想屋「佐々木の予想」の看板を引継ぎ、二代目を襲名した田倉寛史が、なんと中央競馬の裏側に鋭く迫る!
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★我が予想屋稼業とは?

公営競馬へ来て頂いたことのある方なら利用する、しなに関わらず予想屋のブースを見て「ありゃあ、何だ?」と思われた事でしょう。多少かじった方、セミプロの方、プロ以上(自称も可)の方でも「これって、ショバ代いくらくらいなんだろう?」や「どうやったら予想屋になれるの?」そもそも「あの人日柄一日タバコ吸ってるけど、生活成り立つの?」などの疑問を持たれるはず??

『竿竹屋は何故潰れないか?』ならぬ『予想屋は何故潰れないか?』(と書いてる本人も疑問の残る所はあるのですが)を少し紹介しましょう。

まず一口に予想屋と言いますが、南関東公営競馬で営業している(当然俺もその一人)者は皆「協同組合・ホースレースリサーチ東京」の組合員。この協同組合とは、法務省に登録し、収支決算も報告義務のある立派な組織で、組合員になるには営業許可を持ってる人に1年付き、翌年の組合総会にて承認を受けなければなりません。したがって「なんだ、こんなのも当たらないのか!俺が明日から替わってやる」と言っても出来ませんのであしからず。

では、組合員になったらすぐ商売出来るか・・と、そんなに世の中甘くない。独立までには約7~10年、場合によっては15年近く「弟子」生活をした上で、組合理事会の承認を受た上で競馬場に許可申請し、認可され晴れて一人立ちとなります。

営業許可は1年更新で試験・面接の義務あり。当然営業姿勢に問題ありの場合は指導・あるいは許可取り消しになる場合もあり(「じゃなんでお前は大丈夫なんだ?」・・・まあまあそれはそれとして・・・)。案外かも知れませんが、世間一般並みまでは行かないまでも、『花の予想屋生活』の道のりは厳しいものです。

ただ「10年!長いなあ~」と思われるかも知れませんが、俺も弟子入りした時、師匠に、「いいか田倉、顔を覚えてもらえるまで3年、話を聞いてもらえるまで5年、予想を買ってもらえるまで7年、その予想でお客さんが馬券を買ってもらえるまで10年」と言われ、漠然と「そんなものか?」と思ったが、今思えば「その通り」。

単純に「当たれば、予想は売れる」と考えがち。確かに外れが込めば予想は売れなくなり、当たればその反対。ただ、「その予想で安心して勝負」してもらえるかは別問題。

ただ「当たった、当たった」と騒いでも、お客さんが利用し且つ信頼してくれてなければただの「マスターベーション」。俺はその域まで行っているかどうかはお客さんが判断しれくれればいい。

だから当たった時に「ご祝儀」を貰った時はとてつもなく嬉しい。単にお金がもらえた事より「信頼して買ってくれた」「共に興奮・感動を分かち合えた」これが予想屋冥利と言うものだろうなあ。

ではもらうものもらったら終わり・・とは行かず、出る物も当然あり、そんな話はまた来週。


★マーメイドS回顧

先週指摘したが、格に重きを置くか、勢いに重きを置くか、展開、その他・・・と物差しの置き難いメンバーで人気も割れ気味。

結果勝ったディアチャンスはあらゆる所で減点が少なかた感。シェルズレイが飛ばす展開を中団インで待機すると、直線も最内の経済コース。1600万勝ったばかりも、コイウタごときの勝ったヴィクトリアMの惨敗組なら十分でしたって所か。

う~ん・・何か一番単純なオチで終わったイメージでコクのない結果だったが、結果は結果。武さん今更になって技使うな??

期待のソリッドプラチナムは、道中最後方のイン待機で完全「待ち」の競馬から、GL前強襲2着~・・・ならずの3着・・。思わず「遅えんだ!バカ!」と叫んだが、いくらハイペースでもあそこからでは33秒台で上がらなくては無理。

終わった後、騎手コメントで「辛抱して外出したらすごい脚を使ってくれた。これくらいのメンバーなら好勝負できる」との事にプチン!

「んな事はやる前から分かってんだ!好勝負じゃなくて、今日勝たなきゃあいけねーんだ!どっから仕掛けてるだアホ!!」と再燃!?

まあいずれにせよ、「G3たらい回し」の一環。次回この着順は参考に成らないし強い3才馬が出てきたらイチコロだろう??


★宝塚記念展望

ドリームレース宝塚記念。まあ最近は1億3千万程度のレースは諸外国にゴロゴロしており、引退後の肩書きを考えても「宝塚!!」と躍起になる馬も少なく・・と思いきや今年は案外揃った感。ウオッカ・メイショウサムソンのダービー馬対決、冬に時代を乗り越えいよいよ完成に近付いたダイワメジャー。一昨年の覇者スイープトウショウ、捲土重来カワカミプリンセス、シンガポール国際1・2着シャドウゲイト・コスモバルクなどなど・・。

切り口一つで色々な見解が出来るが、メンバーを見て「あ!出て来たの」。

狙いはアドマイヤムーン。札幌記念の勝ち方、脚を余した天皇賞を見て「チト距離は長いがJC出てくれば勝負」と期待していたが、向かった先は香港・・。

「おい!馬券の売ってない所で来ないでな」と祈ったが、直線一気で2着はもうチョイで勝ち馬を抜く所。その勝ち馬はあのディープインパクトを凱旋門賞で差したプライド。しかも7番人気(らしい)だから「キ~~!!」

「やはり中距離では現日本NO・1」を再認識したし、昨有馬記念を最後まで迷った末出走回避した経緯からも、出てくるレースは全力投球だし、岩田も思わず回ってきた「ぼた餅アドマイヤ」でそろそろ結果が欲しい頃では?。

相手は安定ならメイショウサムソン。天皇賞は回顧でも触れた通り、普通な勝ちも勝ちは勝ちで距離も本来このくらいがいい。

さて問題はウオッカ。ダービーで蹴っ飛ばしてスコン・・。意地でも・・と言いたいが、あの勝ち方には「ギャフン」・・・。認めるべきは認めるべきで51Kは有利。「凱旋門がさあ・・」は、計算に入らないレース。どうもこの馬稼げるうちに稼いで早目の引退を目論んでるフシで、ここは買いに回るか?(大体一度蹴っ飛ばした馬を次買って当たった試しなし!俺が買うなら皆さんは蹴る手か?)
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